正月休み最終日。
早起きして銀座に映画を観に行く。
地下鉄の吊り広告がシャレてました。
木綿の染め抜きでなんと
"正月飾り"付き!
さすがサントリー、お金かけてますね。
今年もよろしゅうに(笑)。
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今日観た映画は
「男たちの大和」。
僕ちょっと"右"入った人間なので、こういう映画は要チェックなのです。
感想は、、、ちょっとあっけなかったなぁ。
多くの登場人物のエピソードが盛り込まれているんだけど、
そのゆえに、全体的に話に「奥行き」がない感じがしました。
戦艦大和もあっという間に沈んじゃったし…。
(実際は数百機の米機による計4回の攻撃に2時間耐え抜いた。)
ま、そういうマニアな視線は別にすると、ドラマとしてはなかなかなのかも。
クライマックスシーンでは場内のあちこちで嗚咽の声があがってましたしね…。
(僕もしっかり泣かせていただきました。)
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映画が終わり、銀座をブラブラ。
いや、正月に浅田次郎の「メトロに乗って」を読んだので、
ちょっと銀座をゆっくり歩いてみたくなったんだよね…。
正月3日の「和光」界隈。やっぱり人も車も少ないね。
お正月だからか、街行く人もいつもよりキラキラした笑顔でした。
昼間の銀座は、基本的にハッピーな雰囲気に満ちているので好き。
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八重洲ブックセンターに用があったので中央通りをテクテク歩く。
歩き進んでいくと、何やら銀座にそぐわぬブラスバンドの音がジャンジャンと
騒がしく響いている。
何だこれは???
「箱根駅伝」でしたーっ!!
そういや1月3日は復路。
時間もちょうどクライマックスタイム!
「箱根駅伝」を生で観る機会なんて滅多にないし、
僕もみんなに混じって沿道で歓声を送ることにした。
日本中の陸上少年の憧れである「箱根ランナー」達。
テレビで見るとたくましい青年に見えるけど、
実際は背がみんなちっこくて華奢で、大学生というよりは中学生のように見えた。
ついさっきみた映画の少年兵達の姿が彼らとダブる。
懸命に走る長距離走者達に、僕も力いっぱいの声援を送った。
何故かカメラ目線のボランティアスタッフのみなさん(笑)。
寒い中ご苦労さまでした。
寒空の下、沿道にじーっと立っているのはすごく辛かったけど、
選手達の必死の姿に、何だか元気がもらえた気がしました。
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予定外の駅伝観戦を終え、八重洲に向かう。
丸の内側は摩天楼。クレーンで工事してる場所には新丸ビルを建築中。
迫力満点です。
それにひきかえ、八重洲口は大そう貧相なんだけど、
写真の白カベの部分にはもうすぐ巨大なツインの駅ビルが建つらしい。
東京って街は本当に落ち着きのないところだねぇ。
用事を済ませ、丸の内側に移動。
いわずと知れた東京駅。
なんとこの慣れ親しんだ駅舎も近々改築。
角型の屋根は戦後のデザインだそうで、それを戦前のドーム型に戻すそうな。
でも僕には、敢えて元の形に戻す意味がわからんなぁ。
今やほとんどの日本人にとっての"東京駅"のイメージって
現行デザインの駅舎だと思うんだけど…。
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丸ビルでお茶して真っ直ぐ家に帰るつもりだったんだけど、
帰る道すがら、ふらっとバーゲンを覗いたのが間違いでした。
シャツ5枚にネクタイ3本をイッキ買い…。
入店10分足らずで7万円超の出費です。
あぁ、またやってしまった…。
「今年は浪費を止める」という年始の堅い決意も、たった2日で挫折。
こんな私ですが、今年もよろしくお願いします。。。