映画を観て、公園を散策して、一人の時間満喫の日曜日。
一人遊びの締めくくりは相撲観戦でした(笑)。
大相撲初場所八日目。
勝ち越しを決める力士が出始める、気合の入る"中日"です。
力士幟がはためき、雰囲気を出しています。
やぐらです。帰り際にはトントコトントコと「ハネ太鼓」が打ち鳴らされます。
両国国技館。 巨大です。
なんてったって国技ですからねぇ。
広場で写真を取っていると力士が登場しました。
"技のデパート"・旭鷲山関と、"将来の大関候補"・白鵬関。
ともにモンゴル出身。
白鵬関、身体のぶ厚さが尋常じゃありません。
入口横には浮世絵風のレリーフが。
外国人も大喜びでしょう。 雰囲気でてます~。
内部はこんな感じ。ちょっと古めのコンサートホールといったイメージ。
廊下には郷土力士の掲示板が…。
僕の地元・岡山の力士を一応チェック。
ちなみに海外力士も同じように紹介されています(笑)。
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さあいよいよ入場。
場内はすでに熱気ムンムンです!
優勝額。 過去5年と2場所分の幕内優勝力士の額が飾られている。
古い奴は全国の神社とかに奉納されているみたいです。
JR両国駅にもたくさん飾ってありました。
ちなみにコレって写真の上に油絵具で彩色して作ってるらしい。
僕は看板書きのプロが書いてるもんだとばっかり思ってました…。
国技館名物、焼き鳥弁当。
以前「トリビアの泉」で紹介してたけど、
両国国技館の地下には日本一の巨大焼き鳥工場があって、
日産12万本の量産大勢で焼き鳥を焼きまくっているらしい…。
なぜ焼き鳥かというと、2本足で立っているニワトリは
「手を付かない=負けない」という縁起物だからなのだとか。
ハイ。会社名はばっちり「国技館サービス」です。
焼きたてではないけれどジューシーで柔らか!
さすが名物。予想以上に美味しい焼き鳥でございました。
*
さあ、いよいよ幕の内の土俵入り。
化粧回しが目に鮮やかです。
大相撲は朝8時半からだらだらやってるんだけど、
ハイライトの幕内取り組みは4時頃から。
カド番ながらこれまで全勝の栃東関と、琴欧州関への声援が特に大きかったね。
続いて横綱・朝青龍関の土俵入り。
彼の土俵入りはなんというか鬼気迫るものがあって、神々しい感じがします。
迫力満点でした。
幕内力士の立会いは迫力満点。
身体のぶつかる音や力士の息遣いがはっきり聞こえ、
ライブ感をあおります。
幕内の取り組みになる頃、満員御礼の垂れ幕が下がりました。
今場所は好取組続出だし、「さもありなん」という感じ。
NHKゲスト解説のデーモン小暮(笑)曰く、
『今場所は琴欧州の大関昇進効果で各関取衆の目の色が違う』とか。
いやぁ、いい時期に観に来たなー。
「角界のベッカム」こと琴欧州関。
この人、ぱっと見「闘志」が一切感じられないんだけど強いよね。
隣の席の20代前半と思われる女性客が盛んに黄色い声援を送ってた。
さすがベッカム(笑)。
いよいよ結びの一番。横綱・朝青龍関の登場です!
写真じゃわからないけど、身体がつやつやと張っていて、
はちきれんばかりの精気を感じました。
さすが今が全盛期の横綱です。
一時期はまるでヒール役のように扱われた朝青龍。
しかし、「一人横綱」の重圧を鬼神のような強さでリードする彼が、
「角界の華」であることには間違いはないことは、この懸賞の数が物語っています。
『憎らしいほど強い横綱』って久しぶりだもんね。
mk、ひそかに朝青龍関のファンなのです。
さぁ、横綱気合十分。
彼は土俵上の所作も自信と風格に満ちてるよね。
歴史に残る横綱になる気がします。
対戦相手は西前頭三枚目の栃ノ花。
ブルドーザーのような押しで一気に土俵下まで押し込んでしました。
ちょっと格が違いすぎた感あり。
これにて終了。
TV中継ではいつも省かれる「弓取り式」をじっくり観察。
いやはや、みごとな弓さばきでした。
「弓取り式」が終わると一気に撤収です。
僕もいつかはマス席で観戦したいものですな。
国技館を出ると夜もすっかり暮れておりました。
みな興奮気味に家路に就きます。
外国人のお客さんが想像以上に多かったですね。
あと若い女性客が結構多かったのには驚き。
これが琴欧州効果とかだったらちょっと興ざめですが…。
*
しかし、、、やっぱり相撲は「スポーツ」というより「文化」だよね。
大銀杏に締め込み姿の力士達、時代がかったいでたちの行司や呼出衆。
BGMは拍子木に太鼓。そして、力士から漂うビンヅケ油の甘い香り…。
わかっちゃいたけどTVで観るのとライブで観るのは全然違う。
僕自身、初めて歌舞伎を観たときのような感動を覚えました。
初めてのナマ相撲観戦は非常に楽しく、興味深い娯楽でありました。
東京にいればいつでも観られそうですが、
実は国技館で観戦できるチャンスは年3回。土日で言うと6日しかありません。
そう考えると貴重な体験だったのかも。
この次は5月場所。
mk、また出かけちゃうかもしれません。。。
だって、、、めちゃ楽しかったんだよー(笑)。