連休2日目。
今日は部屋から一歩も外に出ていません。
そして、この2日間人と話してません。
大丈夫か?俺?
では天気の良いこの2日間いったい何をしていたかというと、
ボーッとテレビを見て、雑誌読んで、昼寝して、、、ってな感じ。
こんな週末もたまにはいいのでしょうが、2日も続くと人恋しくてたまりません。
でも誰に声かけても「予定アリ」なんですよね。
くそぉ…。
あっそうそう。
今日は料理をしましたよ。 それも結構
本気でね。
なんせ時間があり余ってましたから…。
この間、
中目黒のお店で食べて、超感激した料理を再現してみようというプラン。
これが自分でもびっくりするほど上手くできちゃったんですよねぇ。。。
( ̄ー ̄)ニヤリ
先日ナカメにある隠れ家的のお店で食べた「牛ヒレカツの卵とじ」。
これが感動的に美味かったんです。
いわゆる「カツ玉」に感じてしまうクドさはまるでなく、
柔らかいヒレ肉に上品な和風だしと三つ葉の爽やかさが渾然一体となってて、
量も結構あったのにペロリと食べてしまった。
そしてなんとこのカツレツ、冷えても美味かったんだよね。
まさに料理人の「技術」を感じるひと皿だった…。
とはいえこの料理、よく考えてみたら別に突飛な材料を使っているわけでもない。
「カツ玉」を作る要領で出来ちゃうのではないか???
そう思って、レシピを頭に浮かべ、ずーっと構想を温めていた。
自分なりのプランがようやくまとまったので、
予定がないこの連休に作っちゃおうと、昨日のうちに材料を買い込んでおきました。
*
「"あの店"の悶絶カツ玉とじ」
まず「ミラノ風カツレツ」を作ります。
衣の厚みが薄い「ミラノ風」を使うところが、この料理のポイントではないかと思う。
材料はたったこんなもの。
タマネギと卵2つと三つ葉は「卵とじ用」の材料なので、
カツレツにはヒレ肉・卵1個・パン粉・パルメザンチーズ・バターしか使いません。
でも、カツレツも単品で食べても美味しいように真面目に作らないとね。
まずはヒレ肉(今回は豚ヒレ肉を使用)を叩いて延ばします。
肉たたきなんて持ってないので、トンカチで代用(笑)。
こんな感じにべろーんと延ばします。
そして衣をつけて焼き上げます。
衣→とき卵→衣の順でコーティング。
衣はドライパン粉にたっぷりのパルメザンチーズを混ぜたもの。
ミラノ風カツレツは油で揚げるのではなく、炒め焼きです。
中火で丁寧にキツネ色になるまで焼き上げます。
バターとパルメザンチーズの焼ける香ばしい香りがたまりません…。
これでカツレツは完成。拍子抜けするくらい簡単にできちゃいました(笑)。
余分な油はキッチンペーパーで取っておきます。
のんびりしている暇はありません。
すかさず卵とじの準備をしなければ。。。
用意しておいたタレとタマネギを火にかけます。
タレはだしとみりんとしょう油を7:5:3の割合で混ぜたもの。
「シチ・ゴ・サン」と覚えてくださいね(笑)。
蓋をしてじっくりと味を染みこませます。
タマネギがしんなりしたら、カツと三つ葉を並べて入れます。
今回はちょっとタレの量が少なかったね。。。
で、カツが温まったらとき卵を流し入れて完成。
かなりヨサゲな感じです。
*
さてさて、これが噂のナカメのお店の「牛ヒレカツの卵とじ」。
そしてこれが、mkの作った「豚ヒレカツの卵とじ」。
こうしてみると見た目はかなり不恰好。。。
やはりプロの技にはかないませんね。
でもね、味のほうはかなり近づいてたと思う。
きっと両方の皿を一緒に食べ比べたらはっきり差があるんだろうけど、
少なくともこれ単品で食べると同じ味に思えました。
自信を持って人様に出せる逸品です。
うむー、またしても
めちゃウマレシピ を開発してしまいましたよ!!
(パクリだけど…。)
*
僕はちょっと前まで、
「奥さんと二人で美味い店を開拓して、
それを奥さんがウチで再現してくれるような生活っていいなぁ」、なんて
呑気なことを夢見ていました。
また
「僕の母親の作る料理の中で、僕の好きなものは、
僕の奥さんにも作り方を覚えてもらえたらいいなぁ」、とかも考えてた。
でも、結婚を諦めかけている昨今、
僕は自分で率先してそういう「再現系」の料理に挑戦するようになっています。
もちろん、日頃は忙しいので自炊なんかできないし、
誰かに料理を振舞うことを前提に作っているのではありません。
せっかく美味いものを食べたときの感動を忘れないように、
そして、母親の味をいつまでも忘れないように、
僕はレシピを
「自分のもの」 にしておきたいのです。
また、こうしてブログに書いてるのも、自分の記憶にしっかり留めたいからという
理由もあるのです。
ま、誰かに食べてもらえる方が嬉しいに決まってるんですけどね。
ともかく、今年はいっぱい料理にチャレンジしようと思っています。
さあさ、温かいうちに召し上がれ!!