ごほごほ。
風邪で会社休んじまったですよ…。
昨日から予兆は合ったんだけど、今朝起きたら頭がガンガン。。。
仕事は明日からは休めない状況になるし、土日も出勤が確定している。
スマンみんな、今日は休ませてくれ。。。(*_*)
地元の病院で診察の結果、喉からくる風邪のようだった。
喉に吸引を施し、クスリを貰ってたら時間はもうお昼どき。
チャリンコで家に戻る途中に、お腹がぐーぐー鳴りだした。
「お昼何食べようかなぁ…」
しばし考えた後、自転車で10分ほどの高円寺まで遠征。
* * *
「ZATS BURGER CAFE」。
東京の佐世保バーガーの草分け的存在だ。
ハンバーガーってマクドナルドが持ち込んだものだと漠然と思っていたけど、
戦後まもない昭和26年に、アメリカ海軍の基地がある佐世保の街の人々が
米兵からレシピを聞いて作り始めたのが最初なのだそうだ。
その後ハンバーガーは佐世保の街に根付き、多くの店が開業したが、
徐々に淘汰され、今では『味』で生き残った20店ほどが営業しているという。
(ちなみにマクドナルドが世界ではじめて「撤退」を表明したのは
佐世保なんだそうですよ(笑))
「ZATS …」は本場・佐世保でも行列の絶えない名店「LOGKID」の味を
関東で初めて紹介した店。
一昨年の開店以来、人気を博しているらしいが、僕は始めての来店。
さて、自転車を店先に止め、いざ入店。
12時ちょっと前だったためか、店内は閑散としていた。
アメリカンな感じの店内はお酒の瓶が立ち並び、さしずめバーのよう。
それもそのはず、この店午前2時まで営業しているのだ。
メニューにはハンバーガーのほか、BLTサンドやスイーツなどがあり、
なかなか充実している。
しかし、初来店の今日は、無難に名物の佐世保バーガーをオーダー。
レギュラーサイズと、人の顔ほどの大きさのジャンボサイズがあり、
物珍しいジャンボの方がフィーチャーされているが、
僕は初回なのでおとなしくレギュラーを注文。
オーダーしてから調理が始まる。
ジュージューとパテが焼かれ、香ばしい香りが漂ってきた。
待ちきれないぞー。
じゃん!これが佐世保バーガーRサイズ(682円)です。
和牛パテ→目玉焼き→分厚いベーコン→オニオン→トマト→レタスの6段重ね。
挟んでいるバンズもふかふかと柔らかく、食欲をそそります。
この厚み、圧巻でしょ?これでレギュラーサイズ。
食べるときはグシャっと潰して食べるのが佐世保流とのこと。
ジャンボにしなくてよかったよ…。
今日の体調ではちょっとしんどかったかもしれないし。。。(^^;)
さて、お味の方は、、、
ウマーーーーイ!!!(* ̄∀ ̄*)
肉汁たっぷりのパテは香ばしく焼かれ、肉厚のベーコンも美味。
ソースはちょっと甘くてテリヤキ風だが、決してしつこさくなく、すっきりした後口。
隠し味の自家製マヨネーズもいい味出している。
あの、すごく美味しいんですけど。。。
実はmk、ハンバーガーという食べ物をほとんど食べない。
単にマクドに行かないってだけじゃなく、
1000円を越えるような高級ハンバーガーを食べても
あんまり美味しいと思わない。
ハンバーグとパンとソースの渾然一体となった味がハンバーガーの魅力なんだろうけど、僕はその「味のごった煮」みたいな後口のしつこさがあまり好きじゃないのだ。
(では「和風おろし醤油バーガー」みたいなのがあったら食べたいかというと、
そんなマズそうなものはとても食う気がしない。)
でもここのハンバーガー、
ひとつひとつの具材の味がとてもしっかりしていてしつこさをちっとも感じない。
テリヤキっぽいちょっと和風なソースの風味がそう感じさせるのか、
何だか懐かしいような安心できるような、そんな味なのだ。
そう、バランスがすばらしいんだよね。
軍港の街・佐世保でアメリカ流から日本流に進化を遂げたこのハンバーガー。
本場モノとはちょっと違う、日本人の嗜好にあったハンバーガーとも言える。
ご当地佐世保では呑んだあとのシメにハンバーガーを食す人もいるらしい。
そんな「?」な組み合わせもこの味ならアリかなぁなんて思った次第。
この店、ひいきにしようっと。ヽ(´ー`)ノ
佐世保バーガー「ZATS BURGER CAFE」高円寺店
東京都杉並区高円寺南4-24-11
03-5938-9911
ところで、昼間の高円寺の街ってオサレなのね。
店で食べてたらクリエイティブ系やファッション系の方々がわらわらと訪れ、
青山の店にでもいるような気分になった。
夜の高円寺はミュージシャンと、やさぐれた酔っ払い達の巣窟なのに…。(^^;)